奨学金制度と大学進学

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JA農協の教育ローンに申し込むべき人とは?

JA農協の教育ローンについて調べたことはありますか?


教育ローンは銀行や郵便局など様々な事業者がサービスを展開していますが、その中でもJA農協の教育ローンを取り上げて解説したいと思います。日本政策金融公庫の国の教育ローンと比較してどちらがお得なのか?JA農協の教育ローンに申し込むべき人とは?


JA農協の教育ローン概要

URL: http://www.jabank.org/loan/kyoiku/

ご利用いただける方

・前年度の年収が200万円以上でかつ、1年以上の勤続年数を有する方
・満20歳以上71歳未満であること

・JAの組合員である

お使みち・用途

就学子弟の入学金、授業料、学費およびアパート家賃等教育に関するすべてとし(借入申込日から2か月前に支払い済みとなった資金を含む)、資金使途の確認できるものとします。

ご融資金額・学資ローンの返済期間

・10万円以上~500万円以内・13年6月以内に返済する必要有り

金利
東京のJA、大阪のJAなど各JAによって異なる。


ご利用条件、使いみち・用途や借り入れることができる金額は特に特徴がありません。金利は各JAによって異なることから、例としてJA盛岡市の金利情報を紹介します。お住まいの地域のJAによってはホームページ上で公開していないこともある為注意が必要です。


JA福岡市の金利・貸し出し条件(平成28年1月1日時点)

URL: http://www.ja-fukuoka.or.jp/service/ja_bank/kariru/edu/

固定金利型 年1.8%

金利引き下げ条件
●JAの組合員である、もしくは新規に加入した場合
●JAカードローンへの加入
●JAカード、もしくは博多大丸カードへの加入
●JA共済(自動車保険、がん共済、医療共済など)に加入

この4つの条件の内、3つ加入した場合は年1.5%、2つ加入の場合年1.6%、1つ加入した場合年1.7%の金利へ引き下げとなる。

仮に、全ての金利引き下げ条件を満たした場合、国の教育ローンより低い金利

もしも、JAの組合員に加入し、JAカードローンを契約し、JAカード、もしくは博多大丸カードへに加入し、JA共済に加入した場合、最大で年0.3%の金利が引き下げとなり、固定金利型では年1.5%の金利となる。これに比べて国の教育ローンは固定金利型で年2.05%(平成28年1月1日時点)となっており、金利だけを比較した場合、JA農協の教育ローンは国の教育ローンより割安ということがわかる。。

しかし、JA農協の教育ローンは保証料を支払う必要がある。

国の教育ローンでは近い親族の方に連帯保証人を依頼すれば保証料を支払う必要がなく、融資金額そのままを受け取ることができる為、100万円の教育ローンに申し込んでいればきちんと100万円が入金される。これに対し、JA農協の教育ローンでは保証料を支払う必要がある。例えば100万円を7年間で借り入れた場合、おおよそ2万円程の保証料が必要となり、実際に口座に入金されるのは100万-2万円の98万円になる。

保証料を加味した場合、JA農協の教育ローンが割安であるとは言えない。

もしも連帯保証人を依頼できる人がいないのであれば国の教育ローンであっても保証料が必要となることから、JA農協の教育ローンに申し込んだほうが得であるといえますが、連帯保証人を依頼できる人がいれば、わざわざ保証料を支払う必要がなくなる為、国の教育ローンに申し込んだほうが得である。

JA農協の組合員になるには?

JA農協の組合員になるには最寄の支店窓口にて申込手続きを行う必要があります。組合員加入申込書と呼ばれる書類に必要事項を記入し、出資金として10,000円以上支払うことでJA農協の組合員になることができます。

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