奨学金制度と大学進学

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教育ローン比較(入学金や授業料用)

ここでは各種銀行、日本政策金融公庫などの教育ローンを比較しています。申し込み資格や借り入れ可能金額、借り入れ期間や返済方法など、詳細な所まで比較するのは難しいことから、金利のみの比較としたいと思います。また保険の加入や公共料金の引き落とし契約などをすることで金利を引き下げるサービスを行っている銀行などもありますが、ここでは金利引き下げ前の基準金利にて比較することにします。

各種団体名のリンクについて

銀行によっては各種金利引き下げ後の利率をでかでかと表示しているケースがあります。例えばイオン銀行などは現在変動金利年3.8%ですが、ホームページを見ると2.8%と大きく宣伝されています。これは給与振込みとカードローンを契約することで1%の金利の優遇措置があることから、3.8%の基準金利から優遇措置の1%を引いた2.8%を表示しています。誤認を招く表示でもある為、注意してみる必要があります。

変動金利と固定金利 どちらで比較するか

国の教育ローンは固定金利となっていることから、固定金利でのサービスを行っている団体は固定金利での比較をいたします。変動金利は一般的に固定金利よりも安い金利となっていることから、国の教育ローンとの比較には適しません。

結論を言うと基準金利ベースでは国の教育ローンがで安い

中には金利優遇措置を含めると国の教育ローンよりも低くなるところがありましたが、基準金利ベースでは圧倒的に国の教育ローンが安いです。もし、銀行などのカードローンや共済に加入するといった方法で金利を下げることに抵抗が少ないのであれば銀行などの教育ローン・学資ローンを検討しても良いかもしれません。


国や労働金庫、郵便局、JA農協の教育ローン比較

団体
名称
種類・金利(年)
日本政策金融公庫 国の教育ローン
固定 2.05%
中央労働金庫 教育ローン(証書貸付型)
固定 2.2%~2.7%
郵便局(ゆうちょ銀行) フリーローン「夢航路」「目的型」
固定 5.5%
JA農協(大阪南) 教育ローン 基金協会型
固定 4.45%

メガバンクの教育ローン比較


団体
名称
種類・金利(年)
三菱東京UFJ銀行 ネットDE教育ローン
変動 3.975%
みずほ銀行 みずほ銀行教育ローン
変動 2.875%
三井住友銀行 教育ローン(無担保型)
変動 3.475%

大手ネット銀行の教育ローン比較


団体
名称
種類・金利(年)
住信SBIネット銀行 MR教育ローン
変動 2.775%
イオン銀行 教育ローン
変動 3.8%
楽天銀行 楽天銀行教育ローン
2.45%~7.25%

全国地方銀行の教育ローン比較

団体
名称
種類・金利(年)
北海道銀行 教育ローン(証書貸付型)
固定 3.000%
青森銀行 教育ローン反復利用型
変動 3.075%
山形銀行 やまぎん教育ローン証書貸付型
固定 3.5%
東北銀行 とうぎん教育ローン(証書型)
変動 2.8%
秋田銀行 〈あきぎん〉教育ローン
変動 2.5%
群馬銀行 群馬銀行の教育ローン
変動 3.6%
横浜銀行 教育ローン(一括借入型)
変動 2.8%
千葉銀行 スーパー教育ローン<学生生活>
変動 2.4%
山梨中央銀行 教育ローン(証書貸付型)
固定 6.9%
足利銀行 教育ローン(証書貸付型) “カルチェラタン”
変動 3.7%
福井銀行 教育ローン(一括借入型)
変動 2.4%
富山銀行 教育ローン 富山保証サービス(株)保証
固定 4.7%
静岡銀行 しずぎん教育ローン(一括借入タイプ)
変動 3.7%
三重銀行 教育ローン(一般レート)
変動 3.3%
滋賀銀行 スピードローン(ジャストサポート)
2.875%~8.175%
京都銀行 京都教育ローン
変動 3.075%
近畿大阪銀行 教育ローン(証書貸付)
変動 2.8%
鳥取銀行 教育ローン(一括型・カード型)
変動 2.2%~4.00%
中国銀行 教育ローン(一括借入タイプ)
変動 2.675%~3.475%
山口銀行 学資ローン
固定 2.5%~4.2%
広島銀行 教育ローン(分割返済型)
固定 3.75%~4.75%
四国銀行 教育ローン
固定 2.3%
伊予銀行 目的別ローン(教育)
固定 2.0%~2.5%
百十四銀行 114教育ローン
固定 2.3%~2.5%
福岡銀行 学資ローンDX
固定 2.8%
宮崎銀行 教育ローン
固定 3.65%

比較時の情報

掲載している金利情報は2016年3月13日時点の情報になります。時期によっては記載の数値と異なっていることがありますが、概ねの傾向は変わらないと思います。

カードローンタイプの登場

昔は教育ローンといえば一括借入タイプと呼ばれるものしかありませんでした。これは100万円の教育ローンであれば一括して100万円振り込まれるというものになります。現在ではカードローンタイプの教育ローンが普及しつつあり、このカードローンタイプは必要な時に、必要なだけ借り入れることができます。クレジットカードと同じように使えることから、借りすぎや不足を起こすことなく利用できるのがメリットです。

カードローンタイプの登場により教育ローンの比較はさらに難しくなった。

現在でさえ変動金利、固定金利、これに保証料の有無を確認しなければ厳密に教育ローンの比較をすることはできません。これにカードローンタイプが登場したことにより比較はより一層難しくなったといえます。カードローンの金利は一般的に少し高めに設定されていますが、借りすぎによる利息の払いすぎが起こらないことから、トータルの支払い費用を比較してみると結果的に安くなった。ということも考えられます。

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